朝立ち推進委員会

朝立ちがなぜ起きるのか、不安、原因、意味、子供への説明など

エビオス錠から朝立ちを考える

エビオス錠を飲むと朝立ちする。精力が回復する、という話があります。噂ではなく、AV男優がメディアで発言をしているので、間違いないでしょう。男優の志良玉弾吾氏が名言しているのです。

このエビオス錠を発売しているのはアサヒグループ食品です。同社のページによると、エビオス錠とは、

エビオス錠とは、天然素材の栄養酵母ビール酵母)から生まれた指定医薬部外品です。エビオス錠の成分である乾燥酵母ビール酵母を精製・乾燥させたもの)に含まれる40種の栄養成分が「胃もたれ・消化不良」などの弱った胃腸をやさしくいたわり、元気な状態にしていきます。5歳以上のお子様から、おじいちゃん、おばあちゃんまで、家族でご利用いただけます。

これを読むと、全くもって精力剤でもなんでもなく、子供や老人にだって効果がある整腸剤だということがわかります。

エビオス錠の特徴

ではどうしてエビオス錠が朝立ちに効果があるという証言があるのでしょうか。ヒントは同社のHPに書いてあるエビオス錠の特徴にあるようです。特徴としては以下が挙げられています。

・弱った胃腸の働きを活発に

・不足しがちな栄養素を補給

・体に欠かせない必須アミノ酸を補給

特に2番目の不足しがちな栄養素補給は注目かもしれません。ビタミンB1・B2・B6などのビタミンB群、たんぱく質、ミネラルといった栄養素の他に、グルカン・マンナンなどの食物繊維、さらに核酸などの栄養成分が含まれているのだそうです。

これを聞いただけでもなんだか元気になれそうですよね。

内臓を強化すると精力にまわす余裕が増す

人間の体は普段いろいろな活動をしています。そしてその活動の優先順位というものがあるのです。一番優先順位が高いのは生命活動を維持するための機能ですよね。そうなると胃腸などの内臓機能というのは生命活動に欠かせませんから優先順位が高いわけです。

現代人の食事は乱れがちだといわれています。大量の添加物や農薬、合成着色料、精製糖質などによって内臓機能が弱まっているとも言われています。そうした時にエビオス錠のような整腸剤で栄養の補給をしてあげることで内臓機能が回復したらどうなるでしょうか?

容易に予測できるのが、その次の優先順位にある機能にまわす余裕が出てくる、ということです。そして恐らくその次の優先順位に男性機能があるのではないかと思うのです。つまり、男性機能を発揮するためには健康でなくてはならないのです。当たり前のように思えるかもしれませんが、それが出来ていない人が多いのかもしれません。

 

お酒を飲むと朝立ちする人としない人

朝立ちに限りませんが、お酒を飲むと立たない人と、お酒を飲むと逆に立つようにというか、むらむらしてくる、という人の2種類いまるよね。この違いはなんなのでしょう。

お酒を飲むと朝立ちする人

お酒を飲むと朝立ちすると言う人は、お酒を飲むことによって副交感神経が優位になっているのです。つまりお酒を飲むことでリラックスできているということです。朝立ちするのは寝ている間のレム睡眠の間に副交感神経が優位になることで引き起こされることは何度か説明してきました。その状態がお酒を飲むことによって引き起こされているということです。

後は理性の解放というやつですね(笑)。単純にお酒を飲むと開放的になって、それまでおさえていたものが解放されるためにムラムラとする。これがお酒を飲むと立つ人の仕組み、メカニズムです。

お酒を飲むと朝立ちしない人

ではお酒を飲むと立たなくなる人。こちらはどうでしょうか。いくつか原因が考えられます。

まずは単純に飲みすぎ。いくらお酒を飲んで副交感神経が優位になっていたり、自我の解放をしていても、飲みすぎてしまったらどうしようもありません。体が危険信号を発していると理解してもいいかもしれません。

アルコールは体にとっては毒なので、体内に入ってきたら解毒をしなくてはならないのです。この解毒は主に肝臓で行われます。なので肝臓が弱った人はお酒を飲めなくなります。大量のアルコール、自分の処理能力以上のアルコールが体内に入ってきた場合、体はその解毒に集中しなくてはなりません。そんな時に勃起などしてられないのです。

少量のお酒でも立たなくなる人

いや、そんなに多く飲まなくてもとにかくお酒を飲むと立たなくなる。そういう人もいるでしょう。その人は生活習慣を見直してみるといいかもしれません。というのも少量であってもやはり体内に入ってきたアルコールは解毒されるのですが、その際に使われるのが亜鉛です。そして亜鉛は男性が勃起する際、ムラムラする際にも関係してきます。つまり亜鉛が不足しているとムラムラしないということです。

そこまで多くのアルコールを飲んで無くても、体内にあまり亜鉛がない場合は、解毒のために亜鉛が使われてしまい、勃起の方に使う分がなくなってしまいます。このため勃起しないんですね。

亜鉛は男性機能だけでなく、味覚や免疫にも関係してきますので、不足すると健康そのものが脅かされることとなり、勃起どころではなくなります。そうなる前に普段の食事内容を見直し、栄養不足になっていないかを確認してみるといいかもしれません。

ムラムラするお酒

効率よく朝立ちしたい。効率よくムラムラしたい。そう思う人はワインがいいかもしれません。というのも赤ワインにはレスベラトールというED薬と同じ役割の物質が多く含まれているからです。

ワインってなんだかおしゃれだから飲むとなんだかやらしい気持ちになる。そういうイメージを持っている人もいるかもしれません。確かにワインを飲む時っておしゃれなバーとかレストランであることが多いので、おのずと雰囲気も高まるのかもしれませんが、それだけではなかったということですね。

もちろん飲みすぎたら立たなくなるということには気をつけないといけませんけどね。

 

亜鉛の効果は朝立ちだけじゃない

朝立ちには亜鉛というのはよく聞く話です。亜鉛精子の生成、男性ホルモンの両方に関与しており、「セックスミネラル」と呼ばれることもあるくらいです。成人の体内に存在する亜鉛は約2g。主に皮膚や骨、肝臓、眼球、筋肉などに含まれています。そして重要な酵素の構成成分であり、約200種類以上の酵素に関わっていると言われています。ちなみに亜鉛は英語でZincといいます。亜鉛の化学記号がZnなのはここから来ていると思うのですが、2説あって「白い鉱床」を意味するラテン語からという説と、「とがったもの」を意味するドイツ語からというのがあるようです。

全然関係ないのですが、カリウムは化学記号こそKですが、英語ではPotassiumと言います。全くもって想像がつかないですよね。。

亜鉛不足で起こる症状

亜鉛不足になると起こる症状としては、味覚障害、皮膚炎、慢性下痢、低アルブミン血症、血球減少、免疫機能障害、神経感覚障害、成長遅延、性腺発育障害などがあります。通常は食事から摂取するのがよいとされていますが、栄養の偏りなどの問題から近年は亜鉛不足が指摘されることが多くなっています。

栄養が偏ると亜鉛の摂取量が減るのですが、それ以外にも亜鉛の吸収が阻害される場合もあります。これは主にポリリン酸などの食品添加物を含む加工食品によって引き起こされます。レトルト食品も同様です。

他に気をつけることとしてはお酒です。亜鉛はアルコールの代謝に必要な酵素に使われます。つまりお酒を飲んだ後は体内にある亜鉛を使ってアルコールの代謝が行われているということです。さらにアルコールは亜鉛の尿中への排泄を促すため、どんどん亜鉛が消費されていってしまいます。飲むなとはいいませんが、おつまみにナッツ類を選ぶなど亜鉛不足対策を考えておくといいでしょう。

亜鉛を摂るには

ただ、亜鉛に限らずミネラル全般に言えることですが、なかなかイメージしづらいのが正直なところではあります。亜鉛を食べろと言われても、あまりおいしい感じがしないですからね。鉄や銅といったミネラルも一緒ですので、これらを食べ物に置き換えて覚えておくといいでしょう。

亜鉛を摂取するための代表的な食べ物は牡蠣です。冬場は牡蠣鍋などが非常においしいですよね。他にもチーズ、豆腐、アーモンドなどにも含まれています。

ミネラルを摂るためにサプリを服用している人もいると思いますが、サプリの場合タイミングに相性のようなものがあります。亜鉛とあまり相性が良くないのが鉄です。鉄を摂ると亜鉛の吸収が阻害されるので、例えば朝に亜鉛サプリを飲み、夜に鉄サプリを呑むといったような形がいいでしょう。

亜鉛は生活を整えるための重要なミネラル

こうやって見ると亜鉛の効果は必ずしも朝立ちだけではないことがよくわかります。というか朝立ちをするということは生活習慣が良くないといけないわけで、当然と言ってもいいかもしれません。

ただ、生活習慣が悪くなくても亜鉛という重要なミネラルが不足をしているといろいろな症状が出てきてしまいますので、おいしく食事をしながら摂れるといいですよね。

 

朝立ちと禁煙の関係

朝立ちしたければ禁煙というのは一つの対策として考えられるかと思います。タバコを吸うと血行が悪くなります。要は血液の流れが良くなくなるということですね。

タバコを吸うと体内では何が起こっているか

タバコに入っているもので一番に思いつくものと言えば、ニコチンではないでしょうか。このニコチンですが、血管を収縮させる作用があります。タバコ1本につき1mg~3mg程度ではありますが、血管を収縮させます。この結果血液の流れを悪くしてしまいます。これがタバコを吸うと血液の流れが悪くなり、動脈硬化が促進され、心筋梗塞狭心症などの虚血性心疾患にかかりやすくなる、と言われるゆえんです。

このようにタバコを吸うと血管を締め付けることになります。これがタバコのおいしさだったりもするのだと思います。血管が締め付けられるとどうなるか。体内の血の巡りが悪くなり、体の隅々まで血が巡らなくなるのです。

血管が締め付けられるとどうして朝立ちしなくなるのか

ポイントは血管の太さにあります。朝立ちをする医学的な仕組み、機序というのは、副交感神経が優位となり体全体がリラックスした結果、ペニスに血が流れ込むことによって起こるのでした。ということは、血管に血が流れていくことが大事なわけです。しかしタバコによって締め付けられた血管には血液が流れ込みにくくなります。しかもこの流れ込みにくさというのは血管の太さによっても違うのです。

血管は場所によって太さの違いがあります。一番太いのが脳近辺の動脈。次が心臓近辺の動脈。そして一番細いのがペニス(陰茎)の動脈と言われています。

血管の太さの違い

出典:日本新薬株式会社 EDケアサポート

タバコを吸うことで血管が締め付けられるその影響を一番にうけるのがペニス(陰茎)の動脈だ、ということです。このため喫煙をしていると朝立ちしづらくなるというのです。

禁煙による朝立ち効果

禁煙をしたら性欲が復活した。朝立ちするようになった。感度が上がった。こういった感想やコメントはネット上でも多く見られます。しかしあまり変わらなかった、という人もいます。

これはバランスの問題です。禁煙する前から朝立ちしていた人の場合、喫煙していても、例えば運動をするなどして体内の血液の流れは良い状態を保っていれば、ペニス(陰茎)の動脈への血液供給はうまくいくこともあります。その場合は禁煙してもあまり大きな効果は感じられないかもしれません。

しかし、喫煙していたことによって血管が締め付けられ、その結果ペニス(陰茎)への血液の流れが阻害されていた場合は、禁煙すると朝立ちが復活するといった効果を実感することができるようになるでしょう。

禁煙をしても朝立ちが復活しないという場合は喫煙、タバコ以外にも血液の流入を阻んでいる原因があるのかもしれません。バランスの問題でもありますので様々な角度から検討をしていくことが必要になってきます。

ちなみに一番血管が細いペニス(陰茎)に影響が出ているというのは、今後何かしら健康に問題が出てくる予兆とも言えます。動脈硬化心筋梗塞狭心症といったことが心配されますので、そちらについても十分お気をつけいただくのがいいかと思います。

朝立ちしない20代に伝えたいこと

20代なのに朝立ちしない。既にED(勃起不全)なのか?そんな不安に駆られる20代男性もいるかもしれません。そんな20代男性に送りたいと思います。

性欲の強さは人によって異なる

性欲の強さというのは人によって全然異なります。20代だから性欲が強くなくてはいけないということは全くないのです。自分自身が本当に何に興味があるのか、ということをいい機会なので見つめなおしてみてください。

性欲が強いからいいことばかりというわけでは全くありません。これは20代に限った話ではありませんよね。よく芸能人の役者さんが性欲の強さからか事件を起こして事務所から契約解除とか芸能界から干されてしまったりとか、引退なんて話があります。性欲に支配されすぎると一般人にもいろいろと不都合なことは起こりますので、決して人と比較をしないほうがいいと思います。

普段の生活を見直してみる

朝立ちをずっとしないというのは確かに問題があるかもしれません。それも20代で。だいたい朝立ちしないということに不安を覚え始めるのは早くて30代、メインは40代頃からです。この頃になると体力の低下に伴う性欲減退といった問題が表面化し始めます。

その問題が20代の頃に発生しているということはどういうことか。おそらく自分の生命活動力が弱まっているということです。20代、30代のうちにあまり性欲減退が問題にならないのは相対的に生命活動の力が強く、性欲減退をさせる要因に打ち勝っている、ということです。食生活の乱れだったり睡眠不足という朝立ちしなくなる原因になる生活習慣があっても、要は元気で若いので勃起するものは勃起する、ということなのです。

でも、それが勃起しいないということは、相当生活が乱れている、という可能性があります。例えばお酒の飲みすぎ。毎日のように朝までお酒を飲んでいるとか。例えばインスタントフード、ファーストフードの食べすぎ。食事は全てファーストフード、間食はスナックばかり。こういった乱れた生活をずっと継続していると、徐々に体力が落ちて域、生命活動も弱くなっていきます。

勃起力<生活の乱れ

この状態になってしまうということですね。

実戦で確認してみる

ただ20代のうちであれば朝立ちしない状態の克服にもそんな時間はかかならい可能性が高いです。一番いいのは実戦で確認してみることでしょう。肌と肌を重ね合わせてみて自分の性欲を確認してみるのです。もしそこで何も反応しない、ということになると、確かにまずいかもしれません。

でも20代であれば本来は生命活動が盛んなはずですから、肌を目の前にして何も反応しないということはまずないでしょう。

そしてその度合いを踏まえてにはなりますが、やはり健康であることを目指すことが20代で朝立ちしない状態を克服する、治すために必要になってくることだけは忘れないようにしましょう。朝立ちしないというのは体が発信した危険信号かもしれませんよ。

 

朝立しない不安を解消する5つの方法

朝立ちというのは男性にとっては健康であることの象徴のようなものと言っていいでしょう。となると朝立ちしていないと不安になってしまいますよね。女性側からしても朝立ちしていない彼氏を見ると不安になるかもしれません。もしかしてED(勃起不全)なのかも?と思ってしまうでしょう。

では朝立ちしない不安を解消するにはどうしたらいいでしょうか。

1.本当に朝立ちしていないかを確認する

朝立ちは起きる前に必ず発生する現象ではありません。朝立ちしたから起きる、と言うものではないということですね(笑)睡眠中のレム睡眠の時に勃起は起こりやすくなり、一晩で4回ほど勃起しているといいます。たまたま起きる前というのがレム睡眠であることが多いので、タイミング的に勃起の周期にあっていて、朝立ちという感覚になります。

したがって、もし朝立ちしない不安を抱えてしまったら、何日か継続して朝立ちしていないかを確認してみましょう。たまたまその日は目覚ましをかけていたために、起きる直前がレム睡眠ではなくノンレム睡眠だった可能性もありますので。

もしさらに不安な場合は夜間勃起現象の確認のための測定ツールもありますので、使ってみるのもいいでしょう。もしくはパートナーに夜間の様子を観察してもらうというのも可能であれば。

2.ストレスを少なくする

ストレスは朝立ちに限らず全ての疾患の源と言ってもいいかもしれません。ストレスを感じ続けると人間は弱っていくものなのです。ストレスを原因とした病気を調べるといろいろなものが出てきます。

気管支喘息、胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、糖尿病、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、慢性関節リウマチ、腰痛症、夜尿症、眼精疲労顎関節症

それって本当にストレス?と思ってしまうようなものもありますが、恐らくストレスによって体内のどこかの器官が本来の力を発揮できいなくなり、その結果病気になっていく、という流れなのではないかと思われます。でないと糖尿病とかがストレス由来とならないですからね。

そして朝立ちに関しても同じです。ストレスがかかりすぎていると常に交感神経が優位になってしまい、勃起を促す状態である副交感神経優位の状態になりにくくなります。その結果朝立ちもしなくなっているという可能性がります。

3.睡眠不足

これも大きな朝立ちしない原因の一つと言えます。睡眠が不足すると体が十分に休まっていないことになります。そうなると、どこかの器官が無理をしているというわけです。無理をしている器官があると体はそこに集中的に血液を送り込もうとしますから、体の他の器官への血液供給が少なくなります。

また、睡眠不足で疲れがたまっていると、これまた副交感神経が優位になりづらいです。疲れているということはどこかで踏ん張ってしまっているわけです。踏ん張るというのは緊張を意味しますから、交感神経優位の状態が続いてしまっているということですよね。

4.運動不足

運動不足も朝立ちしない原因になりえます。この場合は血液循環、要するに代謝が良くなくなっているということになります。代謝というのは栄養の取り込みと廃棄を行っている生命活動です。その代謝が良くない、滞っているということは栄養の取り込みと廃棄の流れも滞っているということになります。

そうすると体は何とかしようと一生懸命になり、勃起にまで力が回らなくなるということです。一生懸命になるということは交感神経が優位になりやすいということですから、これまた勃起しやすい状態ではないですよね。

5.栄養不足

最後の栄養不足です。これもまた朝立ちしない原因と言えます。栄養が不足していると起こるのは運動不足と同じですが、代謝の乱れです。必要な栄養が来なくなってしまったため、体はいろいろなヘルプ信号を出します。しかしその信号に応じてもらえるかどうかは人によって異なってきます。とはいっても、やはり優先順位として勃起する力というのはそこまで高くないと言えるでしょう。まず生きる、ということが優先されるはずですから。

また運動不足と同様ですが、栄養不足になると体はなんとかして栄養不足を解消しようと頑張ってしまいます。そうなると交感神経が優位になっていまい、勃起しづらくなるということです。栄養不足というのは高血圧、高血糖、脂質異常といったことともつながってきます。体としてはまずはそちらの対応をしなくてはならないということですね。

端的に言ってしまうと健康

朝立ちしない不安を解消する方法を述べてきましたが、かなりシンプルに言ってしまうと健康を保つ、ということになってきます。ストレス解消、十分な睡眠、運動、栄養。これらは健康を保つ方法と同じに他なりません。まずは健康を取り戻すところから始めていくのが朝立ちを取り戻す王道と言っていいでしょう。

 

朝立ちはなぜ起きるのか

朝立ちはなぜ起きるのか。それを考え始めるのは早い人で小学校低学年。遅い人でも中学生になると朝立ちがなぜ起きるのかについて考え始めるでしょう。なぜなら朝立ちしているからです。これが思春期の男子の日常なのです。

勃起のメカニズム、機序

まずは勃起の医学的なメカニズム、機序を理解しておくといいかもしれません。男性が勃起する最大の理由は性的興奮ですね。それが視覚的な刺激からくるものであるか、触覚的な刺激からくるのか、聴覚的な刺激、人によっては嗅覚や味覚的な刺激という場合だってあるでしょう。それら全てが性的興奮になるでしょう。というのも、一度体験したことがある興奮に紐ついた刺激というのはそのときのことを思い出させてくれるからです。

この現象はプルースト効果と呼ばれていて、匂いではよく起こるようです。例えば前に好きだった人がつけていた香水を街中で歩いている時にふと匂った時。海外旅行に行ったときによく嗅いだ匂いを嗅ぐと、旅行先の風景が思い出されるなど、多くの人がこのプルースト効果を経験しているのではないでしょうか。

話がそれましたが、とにかく人によって異なりますが、性的な興奮が得られた時が男性が勃起する最大の機会となります。そしてこの時に何が起こっているかと言うと、副交感神経に刺激が伝わり、神経伝達物質が放出されるのです。この結果ペニスに大量の血液が集まってきます。これが勃起です。血液が足りないと勃起もおきにくいといってもいいかもしれません。

朝立ちのメカニズム、機序

では朝立ちしている時は性的興奮を得ているのでしょうか。匂いなどでたまたま性的興奮を得ていることはあるでしょう。もしくはエロい夢を見ていたために性的に興奮しているということもあるかもしれません。

しかしそれらはかなり限定的なシチュエーションと思われます。それより朝立ちの主な原因となっているものは医学的には副交感神経の活発化です。副交感神経は寝ている時に活発化します。要はリラックスしている時に活発化するのが副交感神経ということです。全身をリラックスさせたり、緊張をほぐしてくれる役割を担っています。

この副交感神経が活発化というのがいわゆる性的な刺激を得た時と似ているために勃起する、と考えられています。ということは、他のシーンでも副交感神経が活発化する時は勃起しやすいと言えますね。例えば入浴時などはそのケースかもしれません。

朝立ちの頻度

朝立ちはレム睡眠とノンレム睡眠で言うと、レム睡眠の時に起きやすいそうです。レム睡眠は90分周期と言われており、一晩の睡眠では4回ほどあります。となると90分おきに4回勃起をしているということです。そして朝立ち、つまり起きる直前に勃起しているのは、目が覚める前はレム睡眠であることが多いからですね。別にむらむらしているから起きてしまった、ということではないようなので安心してください笑