お酒を飲むと朝立ちする人としない人
朝立ちに限りませんが、お酒を飲むと立たない人と、お酒を飲むと逆に立つようにというか、むらむらしてくる、という人の2種類いまるよね。この違いはなんなのでしょう。
お酒を飲むと朝立ちする人
お酒を飲むと朝立ちすると言う人は、お酒を飲むことによって副交感神経が優位になっているのです。つまりお酒を飲むことでリラックスできているということです。朝立ちするのは寝ている間のレム睡眠の間に副交感神経が優位になることで引き起こされることは何度か説明してきました。その状態がお酒を飲むことによって引き起こされているということです。
後は理性の解放というやつですね(笑)。単純にお酒を飲むと開放的になって、それまでおさえていたものが解放されるためにムラムラとする。これがお酒を飲むと立つ人の仕組み、メカニズムです。
お酒を飲むと朝立ちしない人
ではお酒を飲むと立たなくなる人。こちらはどうでしょうか。いくつか原因が考えられます。
まずは単純に飲みすぎ。いくらお酒を飲んで副交感神経が優位になっていたり、自我の解放をしていても、飲みすぎてしまったらどうしようもありません。体が危険信号を発していると理解してもいいかもしれません。
アルコールは体にとっては毒なので、体内に入ってきたら解毒をしなくてはならないのです。この解毒は主に肝臓で行われます。なので肝臓が弱った人はお酒を飲めなくなります。大量のアルコール、自分の処理能力以上のアルコールが体内に入ってきた場合、体はその解毒に集中しなくてはなりません。そんな時に勃起などしてられないのです。
少量のお酒でも立たなくなる人
いや、そんなに多く飲まなくてもとにかくお酒を飲むと立たなくなる。そういう人もいるでしょう。その人は生活習慣を見直してみるといいかもしれません。というのも少量であってもやはり体内に入ってきたアルコールは解毒されるのですが、その際に使われるのが亜鉛です。そして亜鉛は男性が勃起する際、ムラムラする際にも関係してきます。つまり亜鉛が不足しているとムラムラしないということです。
そこまで多くのアルコールを飲んで無くても、体内にあまり亜鉛がない場合は、解毒のために亜鉛が使われてしまい、勃起の方に使う分がなくなってしまいます。このため勃起しないんですね。
亜鉛は男性機能だけでなく、味覚や免疫にも関係してきますので、不足すると健康そのものが脅かされることとなり、勃起どころではなくなります。そうなる前に普段の食事内容を見直し、栄養不足になっていないかを確認してみるといいかもしれません。
ムラムラするお酒
効率よく朝立ちしたい。効率よくムラムラしたい。そう思う人はワインがいいかもしれません。というのも赤ワインにはレスベラトールというED薬と同じ役割の物質が多く含まれているからです。
ワインってなんだかおしゃれだから飲むとなんだかやらしい気持ちになる。そういうイメージを持っている人もいるかもしれません。確かにワインを飲む時っておしゃれなバーとかレストランであることが多いので、おのずと雰囲気も高まるのかもしれませんが、それだけではなかったということですね。
もちろん飲みすぎたら立たなくなるということには気をつけないといけませんけどね。