朝立ち推進委員会

朝立ちがなぜ起きるのか、不安、原因、意味、子供への説明など

朝立ちはなぜ起きるのか

朝立ちはなぜ起きるのか。それを考え始めるのは早い人で小学校低学年。遅い人でも中学生になると朝立ちがなぜ起きるのかについて考え始めるでしょう。なぜなら朝立ちしているからです。これが思春期の男子の日常なのです。

勃起のメカニズム、機序

まずは勃起の医学的なメカニズム、機序を理解しておくといいかもしれません。男性が勃起する最大の理由は性的興奮ですね。それが視覚的な刺激からくるものであるか、触覚的な刺激からくるのか、聴覚的な刺激、人によっては嗅覚や味覚的な刺激という場合だってあるでしょう。それら全てが性的興奮になるでしょう。というのも、一度体験したことがある興奮に紐ついた刺激というのはそのときのことを思い出させてくれるからです。

この現象はプルースト効果と呼ばれていて、匂いではよく起こるようです。例えば前に好きだった人がつけていた香水を街中で歩いている時にふと匂った時。海外旅行に行ったときによく嗅いだ匂いを嗅ぐと、旅行先の風景が思い出されるなど、多くの人がこのプルースト効果を経験しているのではないでしょうか。

話がそれましたが、とにかく人によって異なりますが、性的な興奮が得られた時が男性が勃起する最大の機会となります。そしてこの時に何が起こっているかと言うと、副交感神経に刺激が伝わり、神経伝達物質が放出されるのです。この結果ペニスに大量の血液が集まってきます。これが勃起です。血液が足りないと勃起もおきにくいといってもいいかもしれません。

朝立ちのメカニズム、機序

では朝立ちしている時は性的興奮を得ているのでしょうか。匂いなどでたまたま性的興奮を得ていることはあるでしょう。もしくはエロい夢を見ていたために性的に興奮しているということもあるかもしれません。

しかしそれらはかなり限定的なシチュエーションと思われます。それより朝立ちの主な原因となっているものは医学的には副交感神経の活発化です。副交感神経は寝ている時に活発化します。要はリラックスしている時に活発化するのが副交感神経ということです。全身をリラックスさせたり、緊張をほぐしてくれる役割を担っています。

この副交感神経が活発化というのがいわゆる性的な刺激を得た時と似ているために勃起する、と考えられています。ということは、他のシーンでも副交感神経が活発化する時は勃起しやすいと言えますね。例えば入浴時などはそのケースかもしれません。

朝立ちの頻度

朝立ちはレム睡眠とノンレム睡眠で言うと、レム睡眠の時に起きやすいそうです。レム睡眠は90分周期と言われており、一晩の睡眠では4回ほどあります。となると90分おきに4回勃起をしているということです。そして朝立ち、つまり起きる直前に勃起しているのは、目が覚める前はレム睡眠であることが多いからですね。別にむらむらしているから起きてしまった、ということではないようなので安心してください笑